ツナギ制作の裏側

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Well Arrowのデザイナー兼職人のやよいは
1年の内、半年以上ツナギを着ています。
2枚目からは、自分でアレンジした物を着ていました

こうやって見ると、随分シンプルだなぁ。。。なんて思ったりしますが
私のシンプルの定義が多くの方のそれから外れているのは自覚しております。


3着目は以前ご紹介したこちら
Under the sea をテーマに制作しました。

実は2枚目のツナギを作った後に
すぐ次のツナギの構想を始めたのですが
中々思うようにできずに、この水色のが3枚目となり
着倒してしまいましたので、4枚目に取りかかりました。

構想から7年くらいになるのかなぁ。
ハチミツとミツバチをモチーフにしたツナギがずっと欲しかったのです。
トロリとした蜜を、どうやって表現したらいいのか分からず
ビニールがツヤツヤしていて蜜っぽいのかな?でも
夏には熱がこもって着心地がよろしくないだろうな~・・・なんて考えたり。

最終的に、ラメが入っているオーガンジーをオレンジの布に
重ねることを思いつき 急に始まったツナギ制作

背中側の肩から蜜を垂らしてみたいと思ってやってみましたが


なんか違う


ひらひらさせようと思ったのですが
このペロンとしたのがいけなかったのかな

と思ってやり直し❗

蜜の位置も変えて、今度は蜜全体をしっかり縫い付けました。

工程を飛ばしていますが、腰にはインド刺繍リボンのアクセント。



蜜は良い感じに仕上がったので
ここからはパッチを手縫いで着けていきます。

コツコツコツコツ

後ろはこんな感じでお花畑の花から
蜜が出ているイメージで裏側は仕上げました。

その裏に着けているモチーフと自然な感じで
前につながるように
前側にもバランスを考えながらパッチを縫い付けます。

ええやん ええやん なんて言いながら。


右胸のポッケには
私が子どもの頃から大切にしている言葉で
私のアートワークには必ず入れていたメッセージを刺繍します。


“Just Bee Happy”(ただ幸せであれ)

スペースの問題でBeeの文字を刺繍出来なかったので
小さなミツバチのパッチで代用しました。

今まで大切にしてきたJust Be Happyの言葉が
こんなに小さくなったのには、訳があるのです。

信じるか、信じないかは 個人の自由ですが
私たち人間は、地球に来る前に神様と
「幸せになる」「楽しんでくる」と約束しているのですよ。
天国の入り口で「貴方、今回の転生は楽しんできましたか?」と聞かれるのです。
その時に、皆が胸をはって「はいっ!楽しかったです!」
って言えるような人生を歩んで欲しいし、
私は神様に「楽しかったです!もう充分です!」って言いたいです。

幸せになるのは、権利ではなく、義務です。
敢えて「義務」という強い言葉を使いましたが
幸せであることは、当たり前のことなのです。
幸せでいいのです。

そんな想いをのせている”Just be happy”なのですが

幸せであるために、何が大切なのかというのは
皆が、自分自身であること。
誰かや何かと比べるのではなく、本来の自分であること
自分勝手という意味のワガママではなく
「我がまま」「ありのまま」であること。

そんなことをこのツナギで表現したくて
“Be Yourself No Matter What.”(何があろうとも、自分自身であれ。)
という言葉を大きく刺繍したかったのです。


ちなみに、Beとbee(蜂)をかけていますよ。

これを、手刺繍で刺していきます。

理想のラメの刺繍糸が見つからず
ラメ糸と刺繍糸を組み合わせています。黒に見えますが、焦げ茶ですよ。


夏にワンピースをお直しした際
破れた箇所をひたすらかがっていた事が功を奏したのか?
時間はかかりましたが、楽しく刺繍できました。

小さなミツバチさんもポイントです。



いよいよ、できあがり!
これが前側


そして後ろ側



長い期間で捉えると8年間、特にこの4年は深い闇の中を前も見えずもがき続けてきましたが
谷底を見ても、何があろうとも、私は私でいることを決めました。

やよいの人生は 本当に一度きり。
地球への転生は、私の魂は今回が最期だと神様が教えてくれたから
笑って楽しんで生きていこうと思います。

このツナギで、物作りしながら。



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