伊丹国際クラフト展に入選しました!
実は、この春からコンペに向けて作品を作っていました。
8月末にその結果が出たのでお知らせします!
まず、結果から!
入選しました~~~!!😃🙌🙌🙌
協力していただいた方々
応援して支えて下さった方々
本当にありがとうございます🙇🙇🙌
昨年、学校にいたときに
コンペに出品するならば・・・?というお題で絵を描いたのですが
それをベースに作品を作っていきました。
タイトルは、コンペ締め切り当日の朝まで悩み
Never Forgetに決定
私にとってハチミツは特別な意味を持っているものです。
養蜂家の祖父がはじめて蜂の巣箱の中を見せてくれたときの
衝撃は忘れられません。
「こんなに小さな生き物が
こんなに沢山のハチミツを
作ってるんだ😲😲😲」と
自分の口にするものは
小さな生き物の仕事によって得られているんだと
そんな当たり前のことを教えてくれた祖父でした。
2016年の日記にも書いていますので
是非ごらんください
「じーちゃん」
コンペに出品したときのコンセプトは
「私が幼い頃、養蜂家の祖父が教えてくれたこと。
人間が口にしている物は様々な仕事が織り成されてできている。
蜂の仕事、人間の仕事・・・。そしてそれらの仕事は自然とともにある。
蜂や木などはそのままの素材を使用し
花はできるだけその形を再現することで
私の記憶にある情景を表現した。」
生きていく上で
大切なことを教えてくれた祖父は
いつまでたっても私の憧れです。
じーちゃんのこと
じーちゃんとの思い出
じーちゃんが教えてくれたことと
数々の衝撃
忘れることは決してない。
そんな思いを込めた
“Never Forget”というタイトルです。
実は、作品のデザインよりも
コンセプトとタイトルの文字化の方が
何倍も時間がかかっています😅
コンセプトにある通り
蜜蜂は
本物の蜂を使っています。
勿論、全員寿命を全うした蜂さんですよ!
養蜂家の方に
亡くなった蜂さんをいただきました。
少しだけ補強してありますが
ジュエリーとしての使用には耐えられません😅
コンペなのでアート性を重視しました😶
蜂蜜のパーツを作るのも苦労しましたが
花を花の形に再現するのが
大変だった・・・・。
花びらをすべて抜いて
特殊な加工をした後
1枚ずつ元の形に組み立てていくという
気の遠くなるような作業だったな~~😇
ちなみにネックレスに使用しているのは
全てメスバチです。
セットで作った指輪がこちら
ハチの巣リングの土台は
私がデザインをして
AHIOURY( アシュリー) というブランドを展開されている
池田泰弘さんにCADで作っていただきました。
そのことについては
また別記事で書かせていただきますね^^
池田さんにお願いしたリングの土台に
蜜の細工や花や蜂を載せました。
こちらの花も
少しずつ細工することで
立体的に仕上げています。
リングにいる蜂さんは、オスです。
ネックレスに乗っているメスよりも
一回り大きいのですよ。
雄蜂は、その生涯を巣の中で過ごし
外に出ることはないそうです。
だからこそ、蜂の巣リングにはオスを使いたかった。
よく見ると、オスバチは
蜜だらけになりながら
蜜を吸ってるんですよ😚
巣の外に出ない雄が
どうして手に入ったかというと
リングの上にいるオスは奇形のため
メスバチから
繁殖能力がないと判断され
巣の外に
捨てられた子😨です。
自然界は厳しい😫
そんなこと
おかまいなしに
沢山の人間は
蜂蜜を口にしている
私もその一人。
ハニーディッパーで
自分たちが取ったハチミツを
すくわれる瞬間
蜂ってこんな気持ちなのかな
とか考えながら
蜂をここにしがみつかせました。
初めて挑戦したコンペの出品に
こだわりだらけのNever Forgetで
入選できたことを嬉しく思います。
伊丹国際クラフト展の入選作品は
11月に工芸センターで開催される展示会で
展示されます。
日が近づいたらまたお知らせしますね^^
改めまして
制作・コンペ出品にあたり
協力していただき
支えていただきました皆様に
心より感謝申し上げます。
ありがとうございました。
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